- TOEICで挫折したけどもう一度チャレンジしたい
- 仕事が落ち着いたので、TOEICを再開しようと思っている
- でも、なにから勉強すればよいかわからない
今回は、なんらかの理由でTOEICの勉強をあきらめていた人が、久しぶりに再会するさいの勉強法や手順について解説します。
- 久しぶりにTOEICの勉強を再開する手順とその注意点
- 苦手なパートごとの勉強法
これらについてTOEIC865点で一度挫折も経験した私が解説します。
これから解説する順序で勉強を再開すれば、挫折せず継続しながらTOEICの目標スコアを達成していけまよ!
試験を受ける前ならこちらの記事も参考にしてください→TOEIC前日の最適な過ごし方と100%の実力をだす方法
では、いきましょう。
【重要】はじめから飛ばして勉強しないこと!
まず、TOEICの勉強を久しぶりに始める人が注意することは、最初から飛ばして勉強をするのではなく、徐々に勉強時間を増やしていくことです。
例えば、はじめから全力を出して1日3時間などやる気のみに頼ってしまうと挫折したり、飽きの原因になってしまいます。
なぜ、この話をするかというと、継続して勉強を続けていくことが目標スコアを達成するために重要だからです。
TOEICは1ヶ月などの短期間で点数が上がるほど簡単ではないのが実情です。
成果を出すには少なくとも数カ月以上の継続が必要なことから、はじめから飛ばすよりも徐々に勉強時間を増やして勉強の習慣などを作っていくことが大切です。
久しぶりにTOEICを再開する人が勉強するべき手順
①模試を受けて今のスコアを知る
まずは、いまのあなたの実力を知ることが重要になります。
そのためには、TOEICの本番と同じ模試を受けてあなたの点数を把握しましょう!
模試は公式問題集を使うのがおすすめです。
公式問題集は、試験2回分が収録されており、様々な教材の中で本番の難易度に最も近い教材です。
公式問題集を上手に使う方法についてはこちらの記事をご覧ください。
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苦手なパートに絞って勉強する
いまのあなた自身のスコアを把握したあとは、苦手なパートを洗い出し、勉強しましょう。
苦手なパートに絞って勉強することで、スコアを効率的にあげられるようになります。
TOEICでは、苦手なパートをなくすことがハイスコアには不可欠なので、早いうちから苦手なパートを特定し、対策していくことが重要になります。
目標スコアごとに勉強法や苦手なパート対策について知りたい方はしたの記事をご覧ください。
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【TOEICパート別攻略法】コツと対策をTOEIC860点の筆者が解説
【TOEIC800点のすごさとは?】確実に取るための戦略を立てよう!
[TOEIC700点を取るには?]英語が苦手な人でもできる勉強法
勉強が苦手な人向けのTOEICアプリ学習
前回、TOEIC学習を辞めてしまった理由は、「思うように効果が出なかった」「勉強自体がつまらなかった」などあると思います。
しかし、今では勉強自体があまり得意でない人にうってつけの勉強法が、アプリでゲーム感覚で学ぶやり方です。
いま、TOEIC対策用のアプリ「スタディサプリEnglish TOEIC対策」が有名で、多くのTOEIC学習者に利用されています。
【スタディサプリ ENGLISH】は、英語学習に特化した専用のアプリで、リクルート社が運営しております。CMで桐谷美玲さんが出てることで有名ですね。
このスタディサプリEnglishには3のコースが存在します。
コース | 対象 | 目的 |
新日常英会話コース | 英語初心者~中級者 | 訪日外国人との会話や海外旅行で使える英語が学ぶ |
ビジネス英会話コース | 職場で英語を使う人 | プレゼン、会議、折衝などで使える英語を学ぶ |
TOEIC対策コース | TOEICスコアアップを目指す人 | TOEICスコアアップ |
多くの人がスタディサプリでTOEICハイスコアを獲得しています。ぜひ、1週間の無料体験ができるのでぜひ試してみてください!
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TOEIC 苦手なパートごとの勉強法【パート1~7】
ここからは各パートの勉強法について解説していきます。
あなた自身が苦手なパートに絞ってみていきましょう!
パート1
TOEICパート1は、写真描写問題です。
パート1を攻略するための近道は、パート1特有の頻出単語やフレーズを覚えることです。
頻出単語・フレーズを覚えるだけで正答率をグッと上げられます。
オススメの単語帳は、「金のフレーズ」です。
パート1の攻略法をさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をごらんください。
TOEIC part1初心者のための攻略法。解き方のコツと対策を徹底解説!
パート2
パート2が苦手な方は、はじめの単語の聞きとりが最も重要だということを覚えておきましょう。
なぜならパート2は、はじめの単語を聞き逃してしまうと正解を選べなくなってしまう問題が多いからです。
例えば、はじめの単語が「when」「where」のどちらかで、問題の選択肢が「場所」や「時間」の選択肢があった場合、勘で答えるしかなくなってしまいます。
こちらの5W1Hの種類はしっかり覚えておきましょう。
【5W1H】
- When
- Where
- What
- Which
- Who
- How
また、間接応答問題もやっかいです。パート2の25問中6~7問はこの間接応答問題が多いため、しっかり対応することが重要です。
パート2攻略には、発音や英語を聞くときの瞬発力を鍛えることが大切になります。
パート2の攻略法について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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【TOEIC Part2が苦手な人へ】本番で聞き取れないは解決できる!
TOEICパート2頻出の慣用表現を攻略しよう!【すぐ覚えられる!】
パート3,4
パート3,4は2~3人の会話を聞きとる問題で、問題パターンが多く苦手とする人が多い箇所でもあります。
もれなく私自身もこのパートを攻略するのにかなり苦労しました。
パート3,4合わせて問題数が69問と多く、集中力をかなり使うため、「先読み」のテクニックが必須です。
リスニング力が物を言うパートでもあり、リスニング力を上げることで正答数も上がっていきます。
パート3,4の勉強法としては、音読→シャドーイングが最強です。
具体的な先読みのやり方や勉強法について知りたい方は下のリンクをクリックしてください。
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パート5
パート5は、短文穴埋め問題で、単語力、文法力が試されるパートです。
このパートは、ハイスコアを達成するために不可欠ですが、純粋な単語力・文法力だけでなくパート5特有の問題パターンを見抜いて効率的に解くことが重要です。
問題パターンを見抜いて効率的に解く訓練ができる教材が「文法問題でる1000」です。
でる1000の教材の使い方やパート5攻略について詳しく知りたい方はこちらの記事からどうぞ!
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【文法問題でる1000は難しい?】効果的な使い方をTOEIC860点の私が解説
【TOEIC part5徹底攻略】高得点を取るための解き方と勉強法
パート7
パート7は、長文読解問題で、TOEIC800点以上を狙うなら必ず攻略が必要なパートです。
パート7は、問題量の多さから時間内に解き終えることかなりハードです。
攻略するには様々なスキルが必要ですが、大量の文章をすばやく読む速読と文章の意味を正確によみとる精読力の2つが必須です。
勉強法は様々ありますが、私のおすすめは洋書や英文ニュースを読むことと文法知識を固めることが良いと思います。
詳しく勉強法や攻略の知識を知りたい方は下の記事をごらんください。
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【TOEICパート7長文読解の対策】解き方のコツと勉強法を伝授!