- TOEIC300点から600点ってどれくらい時間かかるの?
- TOEICのスコアを履歴書に書けるようになりたい
- 600点を取るためのおすすめの参考書が知りたい
TOEIC600点は簡単に取れる点数ではありませんが、不可能な点数ではありません。
英単語や英文法など基礎を身につけて、問題を解くという順番で勉強していけば、効率的に取れる点数です。
多くの受験者の傾向で、リスニングの方が点数が高く、リスニングとリーディングには50点の差がある傾向にあります。
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TOEIC600点の理想の配分は、リスニング350点、リーディング250点です
- TOEIC300点から600点のレベル
- TOEIC600点を取る戦略
- TOEIC600点に必要な参考書
これらについてTOEIC865点の筆者が解説します。
TOEIC600点を取って就活や転職を有利に進めていきましょう。
TOEIC300点から600点のレベルとは?
TOEIC300点と600点のレベルの違いを簡単に見ていきましょう。
TOEIC300点は、端的にいうと、英語初心者のレベルとなります。
英検4級、中学2年生と同じくらいのレベルと考えればわかりやすいと思います。
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TOEIC600点は、英語中級レベルとなります。
英検2級~準1級に相当する英語力になります。
TOEIC300点台の方は、英語初級→英語中級者レベルを目指すイメージで勉強していきましょう。
TOEIC300点台といえど、まだまだ伸びしろがたくさんあるので、落ち込む必要はありません。
戦略をもって着実に勉強していくことが大切です。
TOEIC300点と600点の単語数
TOEIC300点台というと、中学、高校でなんとなく見た英単語なら知っているイメージだと思います。
その状態からTOEIC600点を取るにはどのくらいの単語を覚える必要があるのでしょうか?
TOEIC600点に必要な単語数は、約5000単語となっています。
約5000語は覚るということは、前提として知っておきましょう。
企業が求めるレベルは?
求めるスコア | 企業 |
600点以上 | ニトリ、アサヒビール、シチズン、出光興産 |
700点以上 | NTT東日本、三菱電機、ソフトバンク |
800点以上 | 楽天、住友不動産、野村HLDGS |
履歴書・ESなどでスコアを書ける点数は600点以上といわれてます。
いきなり高い点数を目的にするとモチベーション維持が大変なので、300点台の人は600点を目指していくのがおすすめです。
TOEIC300点から600点までの勉強時間
見方は、現在のスコア350とターゲットスコア750が交わる部分が、必要な勉強時間になります。
上記のオックスフォード大学出版局の資料によると、おおよそ700時間が必要な計算となるようですね。
ちょっとしんどいなと思いますよね。
私の体感ですが、ただしい順番で効率的に勉強していけば、短い時間で達成できるはずです。
効率的に行うための勉強法をこれから伝えていきますが、まずは戦略から考える必要があります。
TOEIC600点を取る戦略【足りないものから考えよう】
TOEIC600点台の人にあって300点台の人に足りないものを一言でいうと、英語の基礎です。つまり、単語と文法ですね。
さらには、TOEICという試験自体に慣れていないことが多いです。
逆に問題や試験慣れそしていけば、多少なりとも点数が上がっていく伸びしろがあります。
- 英単語・英文法の知識
- 問題自体に慣れていない
英単語・英文法が足りていない⇒語彙力・文法力を身につける
TOEIC300点台の方は英単語、英文法の知識が足りていないことがほとんどです。
TOEICに出てくる単語は決まっているものも多いので、覚えるだけで点数アップにつながる可能性が大きいのです。
文法知識も身についていければ、「文の理解度」や「読むスピード」なども上がり、結果的に点数が上がると実体験からいえます。
単語数が足りない⇒TOEIC頻出の英単語を中心に語彙を増やす
TOEICにおいて単語力・文法力は点数に直結する
問題慣れしてない⇒TOEIC特有の問題パターンに慣れる
続いては、TOEIC300点の方は、あまり試験を受けていないので、問題慣れしていないことがほとんどです。
それが点数に結びつかない原因の1つです。
試しに、TOEICとはどういう試験で、パート1~7はそれぞれどういう問題と傾向があるのか考えてみてください。
答えられなければ、TOEIC試験自体にまだ慣れていないと考えられます。
TOEICは問題にパターンや解き方のコツがあります。
例えば、TOEICパート2は問題文と解答の選択肢に、同じ音があったらその解答は間違いなど。パート3,4だったら、コピー機が壊れたり、飛行機が遅れたりなどあるあるのエピソードがあるなどです。
こうしたあるあるやパターンを覚えることで、「このパターンが来そうだなぁ」「それならこれが答えになりそうだなぁ」と推測できるので、正解の答えを選びやすくなるのです。
英語の土台を固めると同時にたくさん問題を解き、問題傾向を掴むことでTOEIC600点の道が開けていくと思いますよ。
もし机の上で勉強すること自体が嫌いという人にはスタディサプリがおすすめですよ。
詳しいメリット・デメリットを知りたい方こちらの記事を見てください。
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TOEIC600点を取るためのおすすめの参考書
では、ここからTOEIC300点から600点を取るための勉強法や参考書の解説について見ていきましょう。
金のフレーズでTOEIC頻出の単語のみを覚える
英単語を学ぶなら「金のフレーズ」がおすすめです。
金のフレーズは、TOEICに特化した単語帳となっているため、これ一冊でTOEIC600点を取るのに必要な単語数は網羅できるはずです。
TOEIC満点を何回も継続している凄腕講師の方が著者で、掲載単語数は1000語です。スコア別に単語が区切られていて、自分が覚えるべき単語数がわかりやすく決まっているのも学習しやすいです。
本自体が分厚くないため、手軽に持ち運びでき、忙しい人にとって外出先でも学習できます。通勤電車のお供に最適ですよ。
2周くらいしたら、TOEIC600点に必要な英単語をかなりの数覚えられると思います。
中学英語をひとつひとつわかりやすく、一億人の英文法で文法の基礎から応用まで身につける
中学、高校で習った文法についても今一度学びなおしましょう。文法知識も身についていければ、文の理解度や読むスピードなども上がり、結果的に点数が上がります。
文法は自信あるという方は、一億人の英文法をやるとさらに知識を増やせ、理解度が格段に上がりはずです。
個人的にわかりやすく、斬新な説明が多くて好き”文法は自信あるという方は、一億人の英文法をやるとさらに知識を増やして、理解度が格段に上がります。
個人的にわかりやすく、斬新な説明が多くて好きな文法書です。
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TOEIC公式問題集で問題の傾向を掴もう
TOEIC特有の問題の傾向を掴むために、問題集を使いましょう。
具体的には、TOEIC公式が出している公式問題集が適しています。
具体的な特徴や使い方、効果は下記の記事をご覧ください。
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