- 「TOEIC本番の前日は緊張する。。どんな風に過ごしたらいいんだろう…」
- 「前日や直前に点数が上がるテクニックや対策があるならやっておきたい」
TOEIC試験前日はどう過ごせば迷いますよね。
自分にとってベストなパフォーマンスを発揮して、自分にとってベストな点数を目指したいはず。
そこで今回は、TOEIC865点で、20回以上試験を受けてきた私が、TOEIC前日の最適な過ごし方について解説します。
- TOEIC試験前日の最適な過ごし方
- 逆に前日にやってはいけないこと
- 前日にやっておくべき勉強
これから解説することを実践すれば、TOEIC本番当日に慌てずに自分の持てる力を最大限発揮できるようになります。
では、いきましょう!
TOEIC試験前日にやるべきこと3選
TOEIC試験前日までにやるべきことは3つです。
- 受験票を確認する
- 体調管理に気を付ける
それぞれ見ていきましょう。
受験票を確認する
まずは、受験票が手元にあるか確認しましょう。受験票がないとそもそも試験を受けられなくなってしまいます。
受験票を確認したらやるべきことは4つです。
- 証明写真をはる
- 会場の場所を確認する
- 開始時間を確認する
- 氏名をかく
証明写真が必要になるので、手元にあるかどうか確認しましょう。ない場合は、お近くの証明写真機・写真用品店を利用しましょう。
また、会場の場所のチェックは必須です。「間違えて別の会場にきてしまった」となると試験に間に合わなくなってしまいます。
最近は、コロナの影響で午前と午後の2回に分かれているので、自分がどちらの時間帯に受けるのかの確認も忘れないでください。
また、当日に必要な物はこちらです。
- 受験票
- 本人確認書類
- 消しゴム、シャーペン(鉛筆)
- 腕時計
- マスク
あと、飲み物も大事ですね。会場に着くまでにリスニングの勉強をしていたい人はイヤホンも忘れずに。
体調管理に気を付ける
続いては、体調管理に気を付けることです。
当日体調不良で欠席になったり、全力を発揮できないのはもったいありません。
安くはない受験料と休日の時間を利用しているので、せっかくならベストな状態で臨みたいですよね。
試験本番の前日に体調が悪くなる行為はさけて当日に自分の持てる実力を発揮できるようにしてください。
逆にTOEIC直前にやってはいけないこと3つ
これまでTOEIC前日にやっておくべきことや勉強について解説していきました。
ここからは、逆にTOEIC前日にやってはいけないことを書いていきます。
- 新しい参考書に手をだす
- お酒を飲む
- 徹夜で勉強する
新しい参考書に手をだす
基本的に前日は新しい参考書に手を出すことはあまりおすすめしません。
なぜなら、単語やテクニックなどを除き、新しい勉強法をやっても知識が定着するのには時間がかかるので、点数アップに寄与しづらいからです。
新しい参考書に手をだしたくなる気持ちはわかるのですが、我慢して単語やテクニック、今までの復習に時間を使い、知っているだけで解けるような単語・文法問題のための勉強に力を入れましょう。
お酒を飲む
続いては、お酒を飲むことです。
お酒を飲み過ぎて、試験当日に2日酔いになっては全力を出すことがむずかしくなり、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。
お酒飲んだほうが結果を出せるという人であれば飲んでもいいかもしれませんが、そんな人は滅多にいませんよね。
試験が終わってから自分へのご褒美として飲む方がやる気も出ておいしく感じるのではないかと思います。
徹夜で勉強する
最後は、徹夜で勉強することです。
基本的に徹夜は、体にも良くなく、当日のパフォーマンを下げることにつながります。
直前で焦って勉強しても大きく点数を上げることは難しいです。それよりも日頃の勉強の積み重ねの方が何百倍も大事ですよ。
質の良い睡眠をするためにも、最低7時間は睡眠時間を確保したいですね。
緊張で眠れないときはアロマを炊いたり、ゆっくりお風呂につかるなどしてリラックスしてみましょう。
TOEIC前日に勉強するなら何をすべき?【少しでも点数アップできるコツ】
前提として、TOEICは一夜漬けなどで大きく点数を上げることは難しいです。
では、なにをしても結果が変わらないわけではなく、少しでも点数アップにつなげられるものがあります。
それは、単語学習とパートごとの解き方やそのリズムの確認です。
順番にみていきましょう。
単語学習
語彙力は、試験直前まで高めることが可能です。
TOEICでは、単語を知っているだけで解ける問題もたくさんあるため、語彙力を本番直前まで高めることで、本番に有利に働く可能性を秘めています。
手持ちの単語帳などを使ってもう一度復習していきましょう。
新しい単語を覚えるよりかは、今まで勉強してきた単語を復習してリスニングとリーディングどちらで出てきても答えられるようにしておきたいですね。
公式問題集でパートごとの解き方やペースを確認する
本番で慌てることなく、自分の実力を発揮して目標の点数を達成できるようパートごとの解き方やペースを確認しましょう。
TOEICは純粋な英語力ももちろん大事だけれども、TOEIC特有の対策や効率な解き方も大事で、簡単に解ける問題もたくさんあります。
また、パートごとに解き方が存在しており、具体的な方法はひとそれぞれ違うことも多いです。
自分に合う解き方を事前に探しておき、本番でその解き方で解けるようにイメージしておくことが、良い結果につながります。
そのため、公式問題集で今一度解き方やそのペース配分を確認しておきましょう。
個人的には、公式問題集で2時間の模試を解いてみることをおすすめします。
解き方の復習にもなり、2時間解く集中力を保つ練習にもなります。
模試で聞きとれなかったり、答えがわからず迷ったときの対処法も事前に経験しておくことで、当日うまく対処できるかもしれません。
リスニング、リーディングパートそれぞれの対策方法を考えておきましょう。
↓
リスニングパート
特にリスニングパート2では、冒頭の聞きとりに全神経を集中させましょう。
冒頭の単語を聞き逃すと、正解を選ぶことが極端に難しくなってしまいます。
詳しい解き方やテクニックについては、【TOEIC Part2が苦手な人へ】聞き取れないを解決するコツと対策まとめを見てください!
パート3,4は、先読みのリズムが最も大切です。
解き方を確認することで、本番で慌てることが少なくなり、より高得点を目指すことができるはずです。
詳しくは、【TOEIC Part3,4】解き方のコツと勉強法を完全解説!をご覧ください。
リーディングパート
リーディングパートについては、パート5~7それぞれの時間配分が大切です。
実際には、以下の時間配分が理想とされています。
パート5 | 10分 |
パート6 | 10分 |
パート7 | 55分 |
この理想時間を守れなくとも慌てることはありません。慌てると視野が狭くなってしまい、いい結果を生みません。
とはいえ、上記の時間配分を意識して解くように目指しましょう。
パート5については、【TOEIC part5徹底攻略】高得点を取るための解き方と勉強法をご覧ください。
パート7については誰もが苦戦します。詳しいコツや解き方は【TOEICパート7長文読解の対策】解き方のコツと勉強法を伝授!をご覧ください。
【試験直前の過ごし方】全力を発揮できるようにがんばろう!
試験直前にやっておくといい勉強として、リスニングを紹介します。
【具体的な方法】
- TOEICの音声を倍速で聞く
- 洋楽を聞いてリラックスする
試験当日の日本語脳を英語脳に切りかえることです。そのためにリスニングはとても有効です。
倍速で聞くことで、本番がゆっくり聞こえ、聞きとりがらくに感じられます。
試験のことは一旦忘れて他のことに集中したい人は、洋楽を聞いてリラックスすることもおすすめです。
当日試験直前の注意点として、お腹いっぱいの状態だと眠くなりやすいので、試験後か試験前でも2時間くらい空けることをおすすめします。
個人的なおすすめアイテムとして、マークシート用の太いシャーペンをもっていっていました。
マークスピードが格段に上がり、2〜3分は時間に余裕ができました。騙されたと思って使ってみて欲しいです。
ちなみに私が使っていたものはこれです。
↓
色々書いてきましたが、試験当日にベストな状態で自分の実力を発揮できることが一番です!
あとは、試験の開始時間や当日のスケジュールを確認しましょう。
不安もあると思いますが、焦らず落ち着いて望めることが最も大事です。試験終わりにご褒美として美味しいものを食べるのもいいですね!
試験本番でベストを尽くせるよう応援しています。