TOEICの高得点を持っていると就活や転職活動で有利に働き、実際にTOEICは600点から履歴書に書けるようになると言われています。
700点を持っていれば堂々と英語力をアピールできるようになります。
僕自身、TOEIC500点台から700点台に行くまでに半年ほど時間をかけて勉強をしてきました。色んな参考書を試していく中で効果があったものだけでなく効果がなかったものもありました。
最短距離とはいかず様々な教材に手を出し、遠回りをしながらもTOEIC500点台から700点台まで上げるために勉強してきました。
この記事では、自分自身で試行錯誤してTOEIC780点を取ったからこそ感じる重要なことを伝えていきたいと思います。
現在は、TOEIC865点を取得済です。
あまり遠回りせずに効率的に点数を上げたい方や間違った勉強法を選びたくないと考えている方には役立つ内容です。
結論から先にいうと、
TOEIC500点~700点のレベル比較について

TOEIC500点~700点のスコアと英語力についてどのくらい違うのか見ていきましょう。
スコアからみた場合
TOEIC500点台のレベルからです。
リスニング | リーディング | 合計 | |
最高スコア | 495 | 495 | 990 |
最低スコア | 5 | 5 | 10 |
平均スコア | 321.9 | 259.6 | 581.5 |
この上の表は2019年7月時点のデータで、TOEIC受験者全体の平均スコアは581点となっています。
いまTOEIC500点台はだいたい平均レベルにいるということがわかると思います。
ということは600点を超えれば平均を上回る実力を持っていることになります。
次にこの表です。
スコア | 人数 | 割合 |
895~ | 3,505 | 3.6% |
845~ | 3,904 | 13.3% |
795~ | 3,904 | 13.3% |
745~ | 6,697 | 20.1% |
695~ | 7,878 | 28.2% |
645~ | 8,888 | 37.3% |
595~ | 9,642 | 47.2% |
545~ | 9,758 | 57.3% |
495~ | 9,555 | 67.1% |
この表のにある割合は、その点数を取得した人数が上位何%に当たるのかを示しています。
細かく見ていくと550点以上で上位50%以内に入り、550点以下だと半分より下のレベルと大きく分かれているようですね。
そして、700点を超えてくると約上位30%に食い込んでくるようになります。
実際、TOEIC500点台の人が目指すべき最初のステップを「700点」とするのは、いきなり900点を目指すよりも挫折しづらい、実現可能な目標になると思います。
目標が高すぎるとかえって挫折の原因になってしまいます。
さらに895点を超えてくると数字としてはわずか上位3.6%となってきますので、900点を超えることはとても狭き門になってきます。
いきなり900点を目指すのではなく、まずは700点を超えることを目標に勉強を進めていきましょう!
英語力の観点からみた場合
まずはTOEIC500点台からです。
TOEIC500点台はTOEICに出てくる基本的な単語の多くに見覚えがあるけれども、なんとなくわかる程度で、語彙力や文法はまだわかっていないことが多い状態だと思います。
リスニングに関してはパート1~4通して聞き取れないところがまだまだ多く、音声についていくだけで精いっぱいでしょう。
また、リスニングパートではなんとなく言っていることがわかるような状態です。
詳細までははっきりとわからないことが多く、雰囲気でわかることもあれば、それが外れていることもあります。
ただ、単語や文法については少しづつ知識がつき始めてきた段階にいる人も多いと思います。
TOEIC500点台の人はTOEICの問題自体に慣れていないません。
TOEICは時間が限られている中でどれだけ多くの問題を解き正解できるのかを問われる試験です。
そのため、純粋な英語力の他に情報処理能力や2時間集中し続ける集中力も必要になります。
したがって、TOEIC500点を抜け出し、700点を取るには問題自体に慣れることもとても大切になってきます。
短文は苦ではないけど、長文になると億劫になっていませんか?長文に対する免疫がついておらず、パート7は苦手な方が多いと思います。
続いてTOEIC700点台の人の英語力を見ていきます。
TOEIC700点ホルダーの英語力は、語彙や文法などある程度の基礎力がついてきたレベルです。
基礎力があるからこそ、数字もついてきているはずです。
特にリスニングは大まかなストーリーはもちろん、細かい部分まで比較的聞き取れるようになっています。
TOEICの問題自体にも慣れて、ある程度の問題パターンや解き方のテクニックも身についているでしょう。
リスニングやパート7のような長文にも免疫がつきはじめていると思います。
最後まで解き終わらないかもしれませんが、短文はもちろん長文についても抵抗なく読めるようになりつつあるはずです。
TOEIC500点台から700点台に上げるためには?
つまり、TOEIC500点台の人がTOEIC700点台まで点数を上げるためには大きく2つのアプローチがあります。
- 語彙や文法など基礎力をつけていく
- TOEICの問題のパターンに慣れる
①については、いわゆる中学英語と呼ばれる中学校で習うレベルの英単語や文法を身に付けるということです。
TOEICに出てくる単語を一通り把握することによって、知ってないと解けない問題をなくしていきます。
例えば、パート5,6での単語がわかれば解ける問題を確実に取れるようになります。
また、パート7の内容もよりわかるようになるでしょう。
そして、TOEICで700点以上取るには、問題パターンや解き方のテクニックについてもある程度知っていることが必要になってきます。
そして、英語を聞くこと・長い英文を大量に読むことに苦痛を感じないレベルまで上げていくことも大切です。
今回紹介する勉強法だけでなく、TOEICで目標の点数を取るために自分に足りない要素を知り、それを伸ばすためにどんなことをすればよいのかを考えて勉強していくことが必要になってきます。
TOEIC500点から700点達成までにかかる勉強時間


上記のオックスフォード大学出版局の資料によると、あなたがTOEIC500点から700点を取るまでにかかる時間の目安は、450時間となります。
私の実体験の場合は、TOEIC515点から700点を取るまでに約200時間で達成できています。期間としては、6カ月でした。
6カ月で200時間なら1日約1時間ちょっとの勉強で達成できてしまう計算です。
私が実際に行った勉強法をこれから紹介したいと思います。
TOEIC500点台から700点台まで上げるためにやるべきこと【基礎力を上げる】

ではここからTOEIC500点から700点台に上げるためにやるべきことを伝えていきたいと思います。
私自身が試行錯誤してTOEIC700点台を取得してきた経験からをもとに書いていきます。
単語編
はじめにやるべきは単語を覚えることです。TOEIC500点台の段階だと単語にはある程度見覚えがるけど、知らない単語も多いです。
なぜ単語を覚えることが大事かというとTOEICの試験では単語を知らないことがとても不利になるからです。
単語を知っているだけで解ける問題がたくさんあり、問題によっては即答できる問題もあります。
逆に知らないだけで解けなくなってしまうということでもあります。
TOEIC500点台の段階では単語・文法の基礎固めが重要になってきます。
知らない単語に出くわしたとき内容が理解できなかったり、解くのに時間がかかってしまった経験があるかと思います。
単語は避けられないものと思って、やりましょう。
でも本屋に行けば単語帳をたくさんの種類があってどれを選べばいいのかすごく悩みますよね。
しかし、TOEICの点数を上げたいのならTOEICに出てくる単語が厳選されている単語帳を選ぶべきです。
「DUO」や「ターゲット」などは単語帳としては有名ですが、大学受験やセンター試験などに特化している単語帳ではなく、TOEICに特化している単語帳をおすすめします。
TOEICに特化していることで、効率的にTOEICの点数を上げることが可能です。
TOEICに特化している単語帳でおすすめは、「TOEICテスト出る単特急 金のフレーズ」です。
TOEIC界隈では有名な本です。
コンパクトで持ち運びがしやすく、カバンの中に入れてもスペースをあまりとりません。
単語の解説は類義語や対義語だけでなく、TOEICのどのパートで出題例があるのか、TOEICの豆知識も付随して解説しているのでとてもわかりやすいです。
音声はCDではなく「abceed」という無料のアプリをダウンロードすることで聞くことができます。いちいちCDをセットすることなく、スマホ一台で通勤中や外で空いた時間に勉強できるのがとても便利です。
TOEICに出てくる単語を覚えるならこれ一冊あれば十分だと思います。
ある程度単語に自信があり、効率的に学びたいのであれば「金のセンテンス」という同じシリーズの本を選んでも問題ありません。
文法編
次は文法を学ぶためにおすすめの教材を解説します。
文法も単語と同じく基礎です。個人的には単語よりも文法の方が後々重要になってきます。
教材に関しては人によって合う、合わないが色濃く出やすいと思っています。
文法書は単語帳以上にたくさんの種類があるので、どれを選べばよいのか迷ってしまいますよね。
文法の教材は1冊だけと決めて勉強する必要はないと個人的には考えていて、2冊買ってそれぞれ学んだら、あとは実践をしつつわからないところがあれば、その範囲のみ勉強するというやり方がおすすめです。
私がオススメする文法書は、「キク英文法」と「一億人の英文法」です。
キク英文法は、基本的な英文法をコンパクトにまとめてくれており、はじめの一冊としておすすめです。
分厚過ぎないので、文法が苦手な人でも簡単に読み終えることができます。
一億人の英文法は一般的な文法本とは違っていて、英語を話すという視点から英文法を解説しています。
英語という言語の特徴やネイティブが英語を話すときの意識を交えながら生きた英語を学ぶことができます。
教科書的で小難しい用語で説明された解説は難しく、どこかわかりづらく感じたことはありませんか?
英語は日本語よりもシンプルな言語です。
例えばなぜここで現在形を使うの、なぜここにto 不定詞が来るのかなどそうした理解するうえで根本的な疑問を解決できる説明は書いてないことがほとんどです。
こうした英語における「なぜ」の部分を解決してくれる本でもあり、TOEIC本番のリスニングなどでも小さなニュアンスまでイメージできるようになるでしょう。
いますでに文法書を持っている人は2冊目の文法書としてもっておくことがおすすめです。
問題に慣れること
これから点数を上げるためにはTOEICの問題のパターンやストーリーの流れの特徴についてわかっていることが重要で、有利にもなります。
TOEICは情報量がかなり多く、時間は少ないという特徴から大量の英文を短い時間で処理しなければなりません。
そのため、英語力はもちろん、情報処理能力も必要になってきます。
したがって、TOEICの試験で高得点を取っていくためには、英語を「聞くこと」と「読むこと」にも慣れていく必要があります。
どのようにして問題パターンを学べばいいのか?についてリスニングパートとリーディングパートに分けて説明していきます。
リスニング
リスニングパートでおすすめする教材は「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング」です。
このTOEIC(R)新形式精選模試は、「リスニング」と「リーディング」の2種類に分かれており、現在ではそれぞれシリーズ3まで出ています。
- ほかの公式問題集よりもTOEIC本番の難易度に近い
- 解説が丁寧でわかりやすい
- 問題毎に正答率が表示されている
- テストが5回分収録されている
これらの特徴から、より本番に近い問題をいやという程解くことができます。
このテキスト1冊を繰り返し解くことによって、TOEICに出る単語も覚えられ、問題のパターンやストーリーの流れ、解き方も身に付けることができるようになるはずです。
アプリで音声が聴けるので、通勤途中や最寄り駅から会社までの空いた時間に問題を聴いてリスニングを高めることができます。
リーディング
リーディングでは時間配分がとても重要になってきます。
リーディング全体の時間は75分とされており、Part5に10分、Part6に10分、最後のPart7に55分という時間配分が理想とされています。
この中で一番の曲者がPart7で、シングルパッセージが10題、ダブルパッセージが2題、トリプルパッセージが3題あり、とても分量が多いです。
Part7を制するためには,Part5,6を制さなければいけません。
なぜなら、Part5,6に時間を多く割いてしまうとPart7にかけられる時間が足りなくなってしまい、高得点を取ることがとても難しくなってしまいます。
つまり、TOEIC700点以上を狙うならPart5,6それぞれを10分程の時間で解くことで、Part7に十分な時間を割くことができるようになります。
その中でPart5の問題数は30問のなので、1問20秒くらいの速さで、かつ7~8割の正答率を出すことが求められます。
それを可能にするための教材が『TOEICL&Rテスト文法問題でる1000問』です。
特徴としては、
- Part5に特化した問題が1049問と量が圧倒的
- 解説が論理的でわかりやすい
この本の著者は、TOEIC990点を何度も取得していて、解説が非常に細かくわかりやすくされています。
この教材を繰り返し解くことによって本番では選択肢をみるだけでどのパターンの問題かを瞬時に見分けることもできるようになり、時間短縮につながります。
私自身もこの教材を使うことによって、Part5,6をそれぞれ15分以上かかっていたところを10分に短縮しつつ8~9割の正答率をたたき出すことができるようになり、Part7に余裕をもって取り組めるようになりました。
続いて紹介するのが「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング」です。
先ほど紹介した精選模試シリーズのリーディングバージョンになります。
特徴はリスニングバージョンと同じなので割愛しますが、この教材も本番の問題に慣れるためにとても効果的です。
先ほどの「でる1000」の効果を確かめるために時間を図って10分で解くためにもつかっていました。
Part7の問題にも慣れるためにとても有効的です。
逆に中途半端な問題数しか載っていないような教材は買わなくてもよいと思いすし、解き方を知りたいならネットで見つけることもできます。
英語を聞くこと・読むこと自体に慣れる
先ほども言いましたが、TOEICの試験で高得点を取っていくためには、英語を「聞くこと」と「読むこと」にも慣れていく必要があります。
今まで紹介した教材を中心に何回も繰り返し勉強していくことが点数アップにはとても重要です。
しかし、同じことを永遠とやっているだけでは飽きてしまいますし、マンネリ化につながり挫折の原因にもなってしまいます。
実際に、私は繰り返し教材を勉強し続けたものの点数が上がらず挫折した経験があります。いまとなっては楽しく勉強を続けて点数を大きく上げていますが、挫折した当時はかなりへこんで、絶望でした。
そんな経験をみんなにはして欲しくないので、TOEICに特化した勉強以外にもTOEICに寄与する勉強法を紹介していきたいと思います。
➀英語のニュースを聞く
英語のニュースを聞くことで、海外のニュースを知れるだけでなく、たくさんの英語を聞くことができる機会にもなります。だからTOEICの勉強に加えてニュースを聞くことでたくさんの英語に触れましょう。
私がおすすめする英語ニュースは「VOA Learning English」です。
Voice Of Americaの略でアメリカのラジオ局の英語学習サイトで海外の最新ニュースや英語学習に役立つ情報も聞くことができます。通勤時などちょっとした空いた時間の暇つぶしにもなるのでおすすめです。アプリで無料で聴くことができます。
②海外ドラマ
海外ドラマはリアルな生きた英語を聞くことができます。単純に見ていて面白いですね。勉強につかれたときにちょっとした息抜きで見てみてください。
海外の文化についても学ぶことができ、リスニングの勉強にもなるので一石二鳥です。
初心者におすすめな海外ドラマは「フレンズ」と「フルハウス」です。どちらも英語学習者の間ではかり有名なドラマです。
Netflixやアマゾンプライムなどのアプリで月額1000円程で見放題になっているので、ぜひ検討してみてください。
③オンライン英会話
オンライン英会話はオンラインの英語学習ツールで、英語が話せる講師とマンツーマンで様々なレッスンを受けることができるサービスです。
オンライン英会話を利用することによって会話力を高められるだけでなく、レッスンを受けていく中でリスニング力も同時に鍛えることができます。
TOEIC向けの教材と並行してこれらの学習をすることをおすすめします。
TOEIC500点台の人がやるべきことまとめ

いいかかでしたでしょうか?
私自身の今までの経験からTOEIC700点台を取るために必要なことを書いていきました。
試行錯誤して半年で取ることができたので、この記事を見て実践してもらえれば、みなさんは私よりも短い期間で取ることができると信じています。
大事なのはなぜTOEICで高い点数を取りたいのか?その目的です。
決して楽に到達できる点数ではありませんが、やるかやらないかはみなさん次第です。
これからもTOEICの点数を上げるための方法についてどんどん伝えていこうと思うので、よろしくお願いします( `・∀・´)
ではでは~