- TOEIC600点から700点に上げたい
- TOEIC600点台で伸び悩んでいる
- 700点取って履歴書などでアピールできるようになりたい
日本人の平均点であるTOEIC600点から700点を突破することは簡単じゃないですが、一歩突き抜けることで、様々なメリットが生まれてきます。
実際に、英語を使う仕事でのオファーが来たり、周りの人ににすごいと言われるようになるなどTOEIC700点を持っていることで、いろいろなメリットを感じています。
今回は、TOEIC865点の筆者がTOEIC600点から700点を突破するための方法について解説します。
- TOEIC600点から700点を取るための勉強時間
- 700点をとる最速の戦略
- 600点から700点を効率的に取る勉強法
では、いきましょう。
TOEIC700点を狙うならパート2、パート5はぜひ攻略しておきたいところです。
↓
TOEIC700点のレベルとは?
はじめに、TOEIC700点のレベルからみていきましょう。
漠然とTOEIC700点を取るとゴールを決めるのではなく、TOEIC700点の解像度を上げるところから行うことが大事です。
TOEIC700点の英語力
TOEICスコア | 英語力 |
860 | Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる |
730 | どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地がある |
470 | 日常生活では問題なく、業務上の限定された範囲でコミュニケーションできる |
220 | 通常会話で最低限のコミュニケーションができる |
220以下 | コミュニケーションができるまでに至っていない |
※https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/pdf/proficiency.pdfより
TOEIC700点付近の英語力は、上から2番目の「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地がある」されています。
個人の肌感覚としては、基礎的な英語力の土台ができており、リスニング・リーディングそれぞれ7割近くの問題を解ける人という感じです。
TOEICスコア | 評価 |
500 | 新卒社員に期待する基準に近いレベル |
600 | 上場企業では平均的に求められるレベル |
700 | 国際部門の業務で必要とされるレベル |
800 | 就職・転職に有利になる点数、足切りされることはない |
900 | 点数だけで一目置かれ、企業から見てとても貴重な人材 |
また、TOEIC700点は、「国際部門の業務で必要とされるレベル」というように、企業から求められるレベルであり、英語を扱う仕事で必ずもっていてほしい基準といえそうです。
TOEIC700点の正答率
では、TOEIC700点を取るためには、全体のうち何問正解すればよいのでしょうか?
単純に考えれば、TOEICは全200問、その7割の140問取れば、700点を突破できる計算です。本番の試験の計算方法は、もう少し複雑ですがここでは無視します。。。
いまあなたがTOEIC600点だったら、6割の120問はすでに正解できています。
600点のあなたが700点を達成するには、+20問正解数を上げればいいことになります。
解像度を上げてみると意外とできそうに思いませんか?
TOEIC600点から700点までの勉強時間の目安
上記のオックスフォード大学出版局の資料によると、あなたがTOEIC600点から700点を取るまでにかかる時間の目安は225時間となります。
あくまでも目安なので、参考程度に考えてもらえればと思います。
私自身は600点から700点を達成したときは、1日1時間くらいの勉強を3カ月くらいで取った記憶があります。
すでに600点台のあなたは基礎の部分はわかっているので、試験そのものに慣れ、対策ができれば目安よりも短い時間で達成できるイメージです。
TOEIC700点を最速で取るための戦略
TOEIC700点は履歴書にも堂々と書けるようになり、就活・転職でアピールできる点数です。そのためにも、TOEIC700点を早いうちに取りましょう。
いまTOEIC600点台のあなたは、リスニング・リーディングそれぞれ300点を超えているはずです。
それを踏まえて、
- リスニング300点→400点
- リーディング300点→350点
この点数を目安に目指せば、リスニング375点、リーディング325点=計700点に結果的に着地するイメージです。もれなく私自身がそうでした。(笑)
TOEIC700点を突破するにあたり、狙うべき場所は、リスニングのパート2、リーディングパート5,6です。
順番に確認していきましょう。
パート5,6を攻略する
まずは、パート5,6を攻略すること。具体的には、パート5,6それぞれを10~12分以内のスピードで8割以上の正答率で解くことが理想です。
- パート5の8割の正答率とは、30問中24問です。
パート5は特有の問題パターンと文法力さえあれば、スコアを上げやすいパートです。
パート5の解くスピードを今までよりも早めつつ正答率も挙がれば、必然的にパート6、パート7の点数は上がります。
なぜなら、パート6,7は時間をかければ解ける問題が多いため、割ける時間が増えればスコアも自然に上がります。
大事なのは、解くスピードを上げつつ正解していくことです。解くスピードを上げても正解できなければ点数は上がっていきません。
パート7は読む力の総合力が試されるので、スコアアップには時間が掛かります。
まずは、パート5攻略してからパート7に取り組むことをおすすめします。
パート2を攻略する
いま600点台の方は、リスニングパートのなかでもパート2,3,4に苦手意識をもっていると思います。全部対策できるのが理想ですが、まずはパート2から対策しましょう。
なぜならパート2は、パート3,4より対策しやすく、スコアも上げやすいからです。
具体的には、パート2を8割まで確実に取れるようにしましょう。
- パート2の8割=25問中20問
リスニングパート全体で見れば、パート2はリスニング100問中25問と4分の1。
パート2の正答率を上げられれば、苦手なパート3,4の正解数が低くなったとしてもカバーできます。
TOEIC600点から700点を突破するための効率的な勉強法
600点のあなたは単語や文法の土台はある程度できているはずです。そこから700点突破のためには、パート2,5,6を優先的に、問題パターンや傾向を掴むことが重要です。
私の実体験からそのための勉強法を伝えていきますね。
では、具体的な勉強法を見ていきましょう。
- でる1000でパート5の傾向と対策を掴む
- パート2の傾向と対策を掴む
でる1000でパート5の傾向と対策を掴む
パート5を解くスピードを上げ、かつ正答率を上げるには、文法力とパート5特有の問題パターンを覚えることが必須です。
それを身につけられる教材が「TOEIC文法問題でる1000」です。TOEIC受験者の間では、でる1000と略されて呼ばれている有名な教材です。
この教材を使い込むことで、問題パターンを見分けて、どういう視点で正解を選べばいいのかすぐ判断が着くようになります。
あとは、いまあなたに備わっている単語・文法知識で解けるはずです。
パート5によく出る単語も同時に学べるので、一石二鳥ですよ。
具体的な使い方や効果、パート5の攻略法ついては下記記事をご覧ください。
↓
【文法問題でる1000は難しい?】効果的な使い方をTOEIC860点の私が解説
【TOEIC part5伸びない人向け】みるみるスコアを伸ばす解き方を伝授!
パート2の傾向と対策を掴む
パート2の傾向と対策を掴む勉強法として、究極のゼミパート2とTOEIC公式問題集で繰り返し演習することが効果的です。
問題を解くときの視点や解き方、パート2のひっかけ問題の対策についてわかりやすく解説されています。
公式問題集でもokですが、解説が質素のため、わかりにくいかもしれないです。公式問題集がわかりにくい人は、究極のゼミがおすすめです。
もっと具体的な勉強法やコツを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
↓
【TOEIC Part2が苦手な人へ】本番で聞き取れないは解決できる!
- リスニング300点→400点
- リーディング300点→350点
まずは上記の点数を目指してパート2,5,6の攻略を目指しましょう。
具体的な勉強については、でる1000や究極のゼミといったTOEIC教材を使うのがおすすめです。
ではでは