- 就活の学歴フィルターが気になる
- Fランでほかにアピールできるスキルもない
- TOEIC高得点でどれくらい有利になるの
今回は、このような疑問を解決していきます!
実際、Fラン大学生が高得点を取ったら就活で有利になるのでしょうか?
Fランとは、日東駒専以下の、偏差値49以下の大学とされています。
この記事では、TOEIC865点の筆者が以下の3つを解説します。
- Fラン大学生がTOEICを取るメリット
- 大学別の平均点ランキング
- 大手が求めるスコアの基準
この記事を読めば、Fラン大学生でもTOEIC高得点をとることでどのようなメリットがあるのかわかります。
私自身、TOEIC865点を取ってみて、学生時代英語を真面目にやってこなかった人や他にスキルがない人ほどやるべきだと感じます。
TOEICの点数を自慢したいならこちらの記事もご覧ください。→【知らなきゃ損!】TOEICで自慢できる点数は何点から?
Fラン大学生がTOEICを取る3つのメリット
はじめに、Fラン大学生がTOEICを取るメリットについて解説します。
- 書類選考やESの通過率が上がる
- 英語力のアピールになる
- 第2新卒の転職にも有利になる
では、いきましょう。
書類選考やESの通過率が上がる
TOEIC高得点をもっていることで、履歴書・エントリーシートに書くことで、通過率があがる可能性があります。
英語力が求められる職種では、特に面接官の目に止まるポイントになります。
ちなみにTOEICは600点くらいから履歴書にかけるようになるとされています。
さらには、エントリーシートなどでの「ガクチカ」として、アピールもできます。
具体的には、
- 目標達成力
- 継続力
- やり抜く力
このように、目標に向けて努力できる人材なのかをアピールができます。
面接で、どのくらい勉強したのか、つらいときでもどのようにして継続したのを具体的に話せるようにしておきましょう。
英語力のアピールになる
日本企業は、採用で求める英語力に、TOEICのスコアを参考にしていることがほとんどです。
なぜなら、企業は、ビジネスで使える英語力を求めているからです。だからこそ、英検よりもTOEICのスコアが重要視されます。
日本ではすでに、英語力=TOEICという認識が当りまえになっているのです。
では、具体的に、TOEICスコアと英語力の相関を目安に見ていきましょう。
TOEICスコア | 英語力 |
860 | Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる |
730 | どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地がある |
470 | 日常生活では問題なく、業務上の限定された範囲でコミュニケーションできる |
220 | 通常会話で最低限のコミュニケーションができる |
220以下 | コミュニケーションができるまでに至っていない |
※https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/pdf/proficiency.pdfより
表をまとめると、TOEICを運営するIIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)によると、約730点あたりから高い評価が得られると考えられます。
また、TOEICと英検の相関関係をご覧ください。
TOEICスコア | 英検 |
300点 | 5級 |
400点 | 4級 |
500点 | 3級 |
600点 | 準2級 |
700点 | 2級 |
800点 | 準1級 |
900点 | 1級 |
英語の資格として代表的な英検と比べてみると、
TOEIC700点=難易度の高い英検2級と同じレベルだとわかります。
第2新卒の転職にも有利になる
新卒で入った会社がブラック企業だったり、自分に合わない仕事ですぐに辞めてしまった場合、第2新卒として転職することになります。
TOEIC高得点は、第2新卒の転職活動にも有利になります。
私自身も第2新卒として転職活動をしたとき、TOEIC800点を超えてから求人オファーをもらうようになりました。
こちらがそのときの写真です。
このように、英語を仕事で扱う職業でたくさんのオファーをもらっています。
厚生労働省のデータによると、新卒の約30%が入社した会社を3年以内に辞め、第2新卒として転職活動を行っています。
まだ先のことかもしれませんが、実際に就活した後も、転職活動をすることになる可能性も考えて、TOEIC高得点をもっておいて損はありません。
大学別のTOEIC平均点ランキング
大学別のTOEIC平均点ランキングについて、こちらの動画が参考になるので、詳しく見ておきましょう。
大学名 | TOEIC平均点 |
埼玉大学 1年次 | 411点 |
金沢大学 | 524点 |
中学校の英語教員 | 560点 |
明治大学 | 615点 |
高校の英語教員 | 620点 |
慶応義塾大学SFC | 750点 |
国際教養大学 | 920点 |
上智大学 国際教養学部 | 938点 |
ざっと表にまとめてみると、このような感じになってます。
中学校の英語教員が低いのは意外ですね。
詳しく知りたい方は、動画を視聴してください。
大手が求めるTOEICスコアの基準【TOEIC800点取ったら?】
会社名 | TOEICスコア |
---|---|
ニトリ | 600点 |
アサヒビール | 650点 |
NTT東日本 | 700点 |
ソフトバンク | 730点 |
武田薬品 | 730点 |
三菱商事 | 750点 |
住友不動産 | 800点 |
楽天 | 800点 |
野村ホールディングス | 860点 |
この表から、大手企業では、TOEIC700点以上が求められる水準として高い傾向にあるのがわかります。
大手を狙うのなら、TOEIC700点~800点くらいあれば、有利になるといえますね。
ゴールドマンサックス、マッキンゼーなどの外資系クラスはTOEIC900点レベルを求められるのが通常です。
外資系企業では、英語面接が組まれることもあるため、難易度はさらに高いでしょう。
このデータから見えることは、TOEIC700点、できれば800点以上あれば、他の大学生と上手く差別化できることです。
さきほどの大学別の平均点からわかることは、そもそも大学生で英語ができる人が少なく、頭の良い大学でも高い点数を取れていないことです。
そこにチャンスがあり、TOEICには学歴は関係なく、努力した人が高得点を手に入れられる試験なんです。
英語が苦手だからという理由でチャレンジしないのは、もったいありません。
Fラン大学生がTOEIC800点以上狙うなら何の勉強からはじめるべき!?
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