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【一億人の英文法】効果的な使い方や勉強法を徹底解説!

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オンライン英会話やTOEICで英語力を高めたいという人は多いと思いますが、英語を学ぶ上で文法は避けて通れませんよね。

しかし、実のところ英語の文法を苦手に感じている人は多いのではないでしょうか。

私も英語の勉強を始めた頃は文法がとても苦手でした。

  • 文法は堅苦しくてわかりにくいイメージがある
  • 現在形と現在完了形の違いがわからない
  • オンライン英会話で話せるようにならない

このような悩みをもっていませんか?

そこで今回、私が紹介したいのが「1億人の英文法」という文法書です!

この本は一言で表すと、「英語を話せるようになるための文法書」です。

この記事を読めば以下のことがわかります。

  1. この本がおすすめな人の特徴
  2. 教材の具体的な特徴や使い方
  3. 実際に使った上でどんな効果があったのか

これらを実体験をもとにわかりやすく解説していきます!

オンライン英会話などで伸び悩みを感じている人や英語がつまらないなと感じる人には特に読んでほしいです。

この文法書を通じて、英語はすごくシンプルな言語であり、自由でもあることを知ることができます!

私は苦手だった文法が好きになって、英語を頭の中で組み立てるスピードを上げ、話すスピードも上がっていきました。

個人的には、この本は英語を話せるようになりたい人の必読書だと思っています。


1億人の英文法とは? 具体的な特徴の紹介

1億人の英文法は、大西泰斗さんとポール・マクベイさんの二人の語学教授の方が書かれた著書です。

全ページ数は681ページ。2011年に書かれ2019年に改訂されています。

お二人の他の著書には、以下の参考書もあります。

コンセプト

この本がその他の文法書と異なる点がコンセプトです。

話せるようになるための英文法を学ぶ

このコンセプトをもとに、今までの文法書とは全く異なるアプローチから文法を解説しています。

大学受験など試験のための英語というよりも、英語を書き、話すという実用的な英語力を身につけてもらうことを目的とされています。

そのため、本書では形式主語や関係代名詞の制限用法などといった既存の文法用語はなるべく使わないようにして解説されています。

学校で何年も英語を学んできているのに、全く話せるようにならない日本の英語教育に疑問をもったところからこの本が生まれたそうです。

英語を話すために必要なのは、ネイティブの意識です。彼らが単語を使うとき、文を作るときにどういった意識でそれを行っているのか?、それを知り、コピーする。それが英語を話し、そして彼らと同じ簡便なやり方で読み、聞きとるための要締なのです。

一億人の英文法より引用

こういったすばらしい考えをもとに書かれています。

目次

chapter 0

Part1:英語文の骨格

chapter 1 :主語・動詞・基本文型

chapter2:名詞

Part2:修飾

chapter3:形容詞

chapter4:副詞

chapter5:比較

chapter6:否定

chapter7:助動詞

chapter8:前置詞

chapter9:WH修飾

Part3:自由な要素

chapter10:動詞-ING形

chapter11:TO不定詞

chapter12:過去分詞形

chapter13:節

Part4:配置転換

chapter14:疑問文

chapter15:さまざまな配置転換

Part5:時表現

chapter16:時表現

Part6:文の流れ

chapter17:接続詞

chapter18:流れを整える

巻末付録

1億人の英文法は上記のような目次構成となっています。

にゃんた
にゃんた
chapter0が特に大事で、ここに英語の本質がつまっているよ

chapter0だけでも見る価値がありますね。

【一億人の英文法から得られた効果の実感】話せるようになったの?

結論から言うと、

1億人の英文法を学んだことで頭の中で文を作りやすくなり英会話が上達しました!

また、英語って面白い!と思えるようになりました。

これだとおおざっぱなので具体的に話します。

具体的に変化したこと
  1. 頭の中で深く考えず、理屈よりも感覚で英語を話すようになった
  2. 文章を頭の中で組み立てるスピードが上がり、話すスピードも上がった
  3. ネイティブが英語を話すときと同じ感覚に近づけている実感を得られた

この文法書を読んだからといって、ネイティブのような英語力がすぐ身につくわけではなく、この本だけでは話せるようにはなりません。

しかし、今までのように日本語で考えていた英語を感覚で話せるようになった実感があります。

上記の3つのようにネイティブが英語を話すときと同じ意識で私自身も英語を話すようになっていました。

感覚で英語を捉えられるようになったことで、相手の話のニュアンスまでもわかるようになってきました。

実際にオンライン英会話と並行して勉強していくなかで感じた疑問やあいまいな部分を解決してくれました。

オンライン英会話のお供として活用すれば、英会話もぐんぐん上達していくことができます。

また、英語は面白い!と思えるようになりました。

この本で学ぶみなさんにも英語は楽しいと思えるようになってほしいです。

学校で習うような暗記学習ではなく、英語という言語の本質的な部分を学ぶことができます。

それぞれの単語や表現がもつ意識を知ることで、深く理解でき、楽しみながら学習することができますよ。

一億人の英文法の効果的な使い方を解説

1億人の英文法はその分厚さから挫折する人も多くいます。

そんな人にために挫折しない勉強法を紹介します。

挫折しない方法は初めから最後まで順番に読むのではなく、自分が苦手な分野をピックアップして勉強していくことです。

ただし、最初は本を1周してみましょう。

このときはしっかり読まなくて大丈夫です。流し読みぐらいの感覚で読み進めていきましょう。

なぜなら情報量が多いので、読んでも覚えられない可能性が高いからです。

1周目を読み終えたら、2周目に行くのではなく、自分の苦手なとこやもっと知りたいなと思う分野に絞ってじっくり読んでいきましょう。

1周目と同じようにもう1度全体をはじめから最後まで読むよりも、分野を絞ってじっくり読む方が効率よく吸収できるからです。

一言一句読んだとしてもボリュームが多すぎて覚えることはかなり大変で時間もかかってしまいます。

この文法書は眼から鱗のような文法情報がたくさんあるので、何度も何度も読むことで吸収していくことが大切になってきます。

さらに、英語を話すときには、学んだ感覚を意識しながらアウトプットとして話すことで血肉になっていきます。

例えば、オンライン英会話の補助教材として同時並行で使うことで、吸収率が上がり、効率的に英会話力を上げてくれます。

一億人の英文法がオススメな人

1億人の英文法はこんな人にオススメです。

1億人の英文法がオススメな人
  1. 英語を話せるようになりたい人
  2. オンライン英会話で伸び悩んでいる人
  3. よくある文法書に苦手意識やつまらないと感じている人

1億人の英文法は、英語を話すための文法を学ぶことを目的にしているので、実際に英語を話せるようになりたい人に最適な文法書です。

オンライン英会話で伸び悩んでいる人や仕事などで英語を話す機会がある人などにもかなりおすすめできます。

文法を感覚的に理解できるようになることで、文の意味を瞬時に把握できるようになります。

それによって、英語を聞いたときに瞬時に意味を理解でき、話すときに実際に文を頭の中で組み立てやすくなります。

また同時に、ネイティブが話す感覚や意識を知り、英語の奥深さも同時に学ぶことができます。

僕のように、英語を話せるようになりたいけど、よくある文法用語が苦手でつまらないなと感じる人にはぜひ読んでほしい本です。

逆におすすめしない人もいます。

逆におすすめしない人
  1. 文法の基礎を全く知らないという人
  2. TOEICなどのテスト対策が目的な人
  3. 理論的に文法を学びたい人

基礎の基礎はすでに理解している前提で進んでいくので、今まで文法を全く勉強してこなかった人が初めに読む文法書としては難しいかもしれません。

細かいところまで踏み込んでいるので、文法の基礎を全く知らない状態だと混乱してしまいます。

また、TOEICなどのテスト対策が目的な人にもおすすめしません。この本を読むことでTOEICに直接結びつくわけではないからです。

1億人の英文法は話すための文法書なので、テスト対策が目的な人や論理的に文法を学びたい人は「フォレスト」や別の参考書を使いましょう。

一億人の英文法を通じた学習のメリット

1億人の英文法の良い点
  1. イラストが多用されていてイメージで理解しやすい
  2. 英語を学ぶときに感じる「なぜ」に答えてくれる
  3. ネイティブが話すときの感覚や意識を身に付けられる

1億人の英文法の良い点を3つ紹介します。

イラストが多用されていてイメージで理解しやすい

1億人の英文法は、感覚的に理解しやすいようにイラストがふんだんに使われています。

加えて、既存の文法用語をなるべく使わずにで説明されていて、堅苦しい説明もありません。

英語って日本語では説明できない部分が多いんです。

逆にイメージの方がより正確な理解ができることってザラにあります。

画像を見てもらうとわかるように、イラストを見ながらイメージで感覚的に文法が理解できるようになっているので、楽しみながら読み進めることができます。

 なぜ、イラストが多用されているかというと、実際にネイティブの英語に近づくことができるからです。

というのも、ネイティブの英語は気持ちを起点に文が作られています。

例えば、「これはなんて綺麗なんだ!!」と言いたいとします。

感嘆文は主語と動詞を入れ替えて使うから、Howを前に持ってきて、形容詞をいれて、How beautiful it is!だとなります。

しかし、ネイティブはこのときに、なんて綺麗なんだ!という気持ちから直接How beautiful it is!と文を作りだしています。

私たち日本人もいちいち頭の中で文を作ってから話したりしませんよね?

なので、わざわざ論理的に考えずに、気持ちを起点にそのまま作られているのです。

イメージで理解することでネイティブのように気持ちを起点に文を作ることの助けになります。

英語を学ぶときに感じる「なぜ」に答えてくれる

英語を学ぶときに感じる「なぜ」がわかるようになります。

みなさんは学校で英語を習っていたときに、

  • なぜnotは動詞の後に来るんだろう
  • なぜ動詞の後にing形と不定詞どちらを置くかで意味が変わるんだろう

といった疑問を1度でも感じたことあるのではないでしょうか?

ちなみにnotは常に後ろの内容を否定する役割をもっているからです。

  • Most kids don’t like onion.
  • This is not important.

一つ目は、オニオンが好きを否定するため、likeの後ろにnotが置かれます。

ここで、likeの前にnotを置いてしまうと、「ほとんどの子供たちはオニオンではないものが好きだ」という意味になり、わけのわからない文章となってしまいます。

このように、notはつねに否定したい部分の後ろに置かれます。

日本語訳を覚えるだけではわからない英語特有のルールや原理を知ることができます。

それを知ることで、オンライン英会話の様々な場面で役に立ちます。

今まで英語を学ぶ中で理解できなかったちょっとした疑問もこの本を読むことで解決できますよ。

ネイティブが話すときの感覚や意識を身につけられる

この文法書は、論理的な説明よりもネイティブが英語を話すときの感覚や意識に基づいた説明に重点が置かれています。

「on」のもつ「~の上」という基本イメージから派生した様々な意識を図を使って説明しているところです。

このように図などでイメージをつかみながら、ネイティブが使う単語や文の意識をわかりやすく理解することができます。

イラストなどを使って感覚やイメージで捉えられるような工夫が多くされているので、今まで理解できなかった難しい文法事項が感覚的にわかるようになります。

日本人も日本語を話すときに何となく感覚で話していることって意外とあると思います。

その感覚が英語でも同じように重要です。

この本を通じて、ネイティブの感覚を身に付けることで、話すときにかなり役立つことを実感できますよ。

一億人の英文法を通じた学習のデメリット

1億人の英文法のデメリットを上げるなら2つあります。

  1. 分量が多く読み終えるまでに時間がかかる
  2. 全くの初心者にはハードルが高い

分量が多く読み終えるまでに時間がかかる

1億人の英文法は約700ページもあるので、分厚く、ボリュームがあります。

説明も細かいところまで丁寧にされているので、全ページを読み終えるのにはかなり時間がかかってしまいます。

なので、すべてのページを完璧に読もうとしないことが読み進めるためのコツです。

1回読んだだけでは、すべて理解できないので、何周もすることが大切です。

1回目で、一言一句読む必要はありません。

逆に、解説が丁寧でわかりやすいので、分量が多くなっているんですよね。さくさく読みたい人には、ストレスかもしれません。

全くの初心者にはハードルが高い

基礎の基礎はすでに理解している前提で進んでいくので、今まで文法を全く勉強してこなかった人が読むには大変です。

細かいところまで踏み込んでいるので、文法の基礎を全く知らない状態だと逆に混乱してしまう可能性があります。

全くの初心者だという方は、他の有名な文法書を使って学んで基本的な文法を抑えてから、1億人の英文法を使うことをおすすめします。

軽く文法について学んでから読むことをおすすめします。

1億人の英文法の評判はいかに?

では、1億人の英文法を実際に使っている人のレビューを見てみましょう。

レビューを見ると、「わかりやすい」「いままでのモヤモヤが解けた」と良い評価が多いと感じました。

ただ、合わない人もいるようですね。そのような場合、こちらの本がおすすめですよ。

一億人の英文法は大学受験にも役立つのか?

今まで私がこの本で勉強してきたことや評判などから大学受験にも役立つのかについても言及します。

結論は、今まで使っていた文法教材が堅苦しく、頭に入ってこない人にとっては買うメリットがあると思っています。

この本は、理屈で覚えるよりも感覚ベースで文法が理解しやすく書かれていて、既存の堅苦しい文法用語は使われていません。

実際に、ネイティブなどのイングリッシュスピーカーは英語を話すときに文法用語などは意識していません。

感じたことや考えていることを直接、英語に変換して話しています。

私たち日本人も日本語を話すときに文法的なことは意識せず、感覚で話していますよね。

そういった感覚ベースで文法を理解するのに役立つ文法教材と考えて頂ければと思います。

そのため、合う人にはドンピシャで合う教材です。

一億人の英文法 まとめ

最後にまとめると、

1億人の英文法は、英語を話せるようになりたいという人全員に効果があると断言できる文法書です!

実際に手に取って、英語って面白いなと思えるようになってほしいです。

1億人の英文法がオススメな人
  1. 英語を話せるようになりたい人
  2. オンライン英会話でつまずいている人
  3. よくある文法書に苦手意識やつまらないと感じている人

このような人に特におすすめしています!

1億人の英文法を通して英語を通して感覚や気持ちを起点にして英語を話す能力が身についてきていると感じています!

文法に苦手意識がある人やオンライン英会話で英会話力をさらに伸ばしていきたい人は、1億人の英文法を活用していきましょう!

苦手だった文法がみるみるわかるようになり、英会話が楽しくなっていきますよ。


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にゃんた
学生の頃から苦手だった英語を社会人から独学で学び直して、今はオンライン英会話歴1年、TOEIC865点を達成。 挫折も経験し、今では毎日「楽しく学ぶ」をモットーに英語学習を継続中です。 今までの経験をもとに、TOEICやオンライン英会話などの独学に役立つ情報を発信しています。